米国も北朝鮮も日本も自制と対話を2017-04-30 11:35

 北朝鮮をめぐる情勢で、アメリカと北朝鮮が交戦状態になるのではないかとの緊迫感が高まっています。 今朝の新聞でも、米原子力空母カールビンソンが朝鮮半島近海に入る一方、北朝鮮が威嚇のためと思われるミサイルを発射し、落下したとの報道がありました。
 その様な動きの中で、日本では稲田防衛相が、海上自衛隊に米艦防護を命じたと報道されました。

 私も、北朝鮮の暴発を押さえるため、「核兵器関連施設を一撃で潰してしまえ」という思いも持ちます。しかし、北朝鮮は、複数の場所に核兵器関連施設を備え、核ミサイルを移動させ、どこからでも核ミサイルを発射できる態勢を整えています。
 アメリカが先制攻撃することで、ソウルや東京などが北朝鮮の核ミサイルの標的になるとも言われています。日本海側の原発を狙われると、核兵器を落としたのと同等の被害を日本に与えることができます。日本も、多数の死傷者が出、甚大な損害を被ることになります。

 アメリカは、核の脅威を取り除くことだけが目的なのでしょうか?トランプ大統領は戦争でアメリカ経済を立て直そうという意図を持っていないのでしょうか?アメリカに日本が寄り添うことで、日本への攻撃の比重がより高まるのではないかとの懸念も持ちます。

 中国に、北朝鮮に自制と対話を促してもらうこと、アメリカには、これ以上緊張感を高めないよう自制を求めること、朝鮮半島の非核化に向けた協議を継続すること、日本は、アメリカと共同歩調を取るのではなく、対話のための橋渡しを行うことが必要ではないでしょうか。

「北朝鮮を先制攻撃せよ」と世論が高まることで、本当にその流れが出来てしまう可能性があります。冷静に考えたいものです。

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