熊本県益城町災害ボランティアに参加 一日も早い復興を!2016-11-26 09:47

 昨日、熊本市内の宿泊場所を7時半頃出発し、朝9時の申し込みに間に合うよう益城町の災害ボランティアセンターに向かいました。仕事にあぶれることを恐れていたのですが、無事、被災家屋の家財の運び出しなどを手伝うことができました。

 全国からボランティア募集している益城町は、現在、金土曜日のみボランティアを受付、熊本市は、土日、祝日にボランティアを募集しています。他の自治体は、県内の方などにボランティア参加者の対象を限定しています。
熊本周辺の自治体においては、既に避難所が閉鎖され、仮設住宅、みなし仮設住宅(一般住宅を借り上げ)での生活がスタートしており、ボランティアのニーズがかなり減ってきているようです。が、益城町では、来年度もボランティアを継続して募集する予定とのこと。

 ボランティアは午前中で終わり、「益城復興市場・屋台村」で昼食。ここは、来年の6月までしか場所を借りられないようで、「その先の見通しが立たない」と、お店の人は不安を口にしていました。ボランティア等で益城町に立ち寄った時は、是非、益城復興市場・屋台村にも立ち寄ってみて下さい。

「のみ水ありがとう がんばるけん」震災後、校庭に書き出された、中学生からのメッセージが、今も脳裏から離れません。長い道のりになるでしょうが、一日も早い復興を祈るばかりです。

衆議院厚生労働委員会可決 もっと慎重な審議を2016-11-26 22:06

 経済がグローバル化する中で、富が特定の企業や人に集中し、格差が拡大してきています。所得の再分配機能が低下してきており、その状況を改善する方向で、税制の改正などが必要なのですが、政府は、逆に年金支給額を減らし、格差を広げる方向で政策変更をしようとしています。
 年金制度だけを見た時には、高齢者が増えて行く中、将来の若者世代の年金受給額が減ることになるのですが、所得の再分配機能を維持、拡大するために、国庫負担割合を増やす事は、政策としてあり得ます。

 年金カット法案と言われるのは、物価や賃金が上がっても、なかなか年金が上がることがないからです。物価や賃金のどちらかが上がっても、もう一方が下がれば、年金は減額され、物価と賃金のどちらも上がったとしても、年1%超上がらなければ年金は上がらず、それ以上のアップ率であったとしても約1%分が削減されアップ率が決まります。

 再分配機能を低下させる安易な年金カットはせず、もっと慎重な国会での審議が望まれます。