参院選スタート 与党過半数獲得は確実 迷っている人は野党に2016-06-23 21:06

 昨日から、参議院議員選挙がスタートしました。経済政策、安保法制、社会保障、原発のあり方などが争点となります。

 改選は121議席ですが、自民、公明で76議席、改憲勢力であるおおさか維新、日本のこころを加えると84議席になります。

  自公の支持率を考えても、与党勢力で過半数の議席を取ることは確実な状況で、改憲勢力が3分2を取るかどうかが、ひとつの焦点でもあります。

 野党が頼りない中で、安倍さんであれば、少し乱暴だが何かやってくれそうだと思う方がいるのも理解できます。

 しかし、この間の安保法制の国会審議や「早く質問しろよ」と質問者にヤジを飛ばす安倍首相の姿を見ると、今以上に議席を持つと、自公政権はバランスもとらずにさらに暴走してしまうのではないかと強い危機感を抱きます。

 自公が過半数割れを起こすことはないので、今回の選挙で政権交代のような大きな変化は起こりませんが、政府はもっと多様な住民の意見を聞き、政策を軌道修正しながら前に進めて行くことが必要です。

  そのためにも、もしも投票に迷っている人がいれば、是非、民進、共産、社民、生活などの野党に投票していただきたいと思います。