神戸市議のお手盛り交通費 阪神間の水道料金に影響2016-02-17 14:03

 神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市の4市で、阪神水道企業団という水道供給をする一部事務組合を作っています。
ここでも議会が作られており、
神戸市8人(市長 及び 市会議員7人)
尼崎市4人(市長 及び 市議会議員3人)
西宮市2人(市長 及び 市議会議員1人)
芦屋市1人(市長 又は 市議会議員)
計15名の議員が、阪神水道企業団の予算、決算などを審査しています。
 年に2回の定例会(決算、予算)、議長などの人事を決める年1回の臨時会しかないのですが、議員報酬は月5.2万円(市長は半額)、会議出席毎に交通費が1日5千円支給されます。

 私が、市議の時に、阪神水道企業団議員になった時、「議員報酬、費用弁償はお手盛りであり受け取れない」と受け取り拒否し、その結果、議員報酬が月6.5万円から5.2万円に、費用弁償は1日1.4万円から1.1万円に見直されました。

 その後、さらに費用弁償は見直されましたが、現在も会議出席毎に1日5千円の交通費が支給され続けています。
 その背景には、神戸市議会のお手盛り交通費支給があり、神戸市選出議員が過半数を占めていることから、簡単に見直すことが出来ない状況があります。

 今回、神戸市議のお手盛り交通費が見直されることで、阪神水道企業団議会のお手盛り交通費も見直されれば、私たちの水道料金から支出されていた無駄遣いが少し減ることになります。

阪神水道企業団HP
http://www.hansui.org/

コメント

_ 吉田正人 ― 2016年02月22日 17:40

地方議会に所属する地方議員本人は、おそらく毎日何らかの議会活動をしているので議員報酬の存在はまあいいとして、一部事務組合はそもそも会議日数もほとんどないわけですし、大半は首長や議員との兼職なので、日当とその日の交通費実費だけで十分なのではないでしょうか?
国会議員が国務大臣になった場合、大臣歳費は国会議員歳費を上回る部分しか支給されないと聞いています。この考え方を一部事務組合議会議員にも適用できないのでしょうか?
地方議員が一部組合議会議員や各種団体の委員で貰う別報酬について、議論の上見直しが必要だと思います。

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