丸尾まきの言いたい放題

　市民オンブズマン兵庫などから詐欺等の容疑で刑事告発され、約９１３万円を騙し取ったなどと検察に起訴された野々村元県議が、本日の裁判で起訴内容を否認しました。
　東京など県外出張に行った記憶や領収書やクレジットカード明細の偽造などについて問われると「記憶にございません」「覚えていません」を繰り返す一方で、検察や警察の捜査については、批判的に見ており、日付や対応した人物、内容を細部まで説明していました。
　野々村元県議は、記憶障害と診断されたとも言われていましたが、検察官の質問に誠意を持って丁寧に答えたという印象は持ちませんでした。
　野々村元県議の不正支出を明らかにしてきた私は、彼が概ね起訴内容を認めるだろうと思っていたのですが、実際は全く逆で、起訴内容を全面否認し、予想外の展開になりました。
　次回は、是非、政務活動費問題の真相をしっかり語っていただきたいと思います。

神戸地裁　野々村被告を２カ月間勾留決定
　逃亡の恐れがないということで、警察は野々村元県議を逮捕しませんでした。
　裁判をスムーズに行うためとは言え、２か月間の勾留は、明らかに行き過ぎだと思います。